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2008年8月11日月曜日

SUMMER SONIC 08 TOKYO 1日目

SUMMER SONIC通称サマソニに二日間行って来た訳だけど、
オレってヤツはつくづくフェスに向いてないなと思った。

そのはなしは気が向いたら書くとして、時系列にそって当日の話を。


仕事を休めなかったので朝10時まで仕事をして、
一人ビールを呑みながら電車で11時半頃に会場に到着。


目当ては12時半からのPerfume。
Perfumeのファンクラブに入ってる友人に是非見て、といわれてたのと
この機会を逃したら見ることもなさそうだなと。

実際これだけメディアの露出があると気になる。
オレと同じように考えてる輩が沢山いて、ステージの規模に関わらず規制は予測できてた。

でも、あそこまで酷いとは…。


ダンスステージは空調があるけど全く無意味。
30分以上前だったのに、もうパンパンで規制寸前のまさにサウナ状態。
その上、度重なる将棋倒し。
悲鳴が後ろで聞こえだんだん近づいてくるという惨状。

なんとかライブがはじまり、一曲目はチョコレートディスコ。

♪チョコレートディスコ チョコレートディスコ(フゥフゥ!)

みたいなノリは「おぉ~アイドル」って感動したんだけど。
曲が終わったらクソ暑いなか曲の倍くらいMC。

これがつまらないのなんの。
盛り上げようとコール&レスポンス。

前の方!真ん中!後ろの方!男の子!女の子!夏が好きな人!フェスが好きな人!昨日誕生日だった人!メガネの人!

ってなかんじで長い長い。レスポンスのあとまた話し始めるし…。
にわか&一見の後方は相当ゲンナリ。
外に出ようかと思ったけどギュウギュウのためライブを見ることに。

なぜかスクリーンにはVJみたいな映像が流れてて、踊りもほとんど見えない。
たまに背伸びしてみたけど大半は壁に映るシルエットをぼんやりと見てました。

んで2曲やって、また同じレスポンス含め長々話して、ポリリズムでしめ。

期待していたパーフェクトスタイルは無し…。

はっきり言って最悪だった。
ここまでの酷さはふらっと覗くライブハウスでもあまりないレベル。

Perfumeは今がピークのように思える。もう底が見えた。
急降下はなくてもこれよりあがることはないんじゃないかな。

オレのセンスがないといわれたらそこまでだけど、
まったくセンスを感じなかった。

あのショートカットのギャル、えーとノッチっていうんですか。
あのこはかわいいと思ってたけど、そいつですら憎い。
オバマに似てるノッチの方がいい。

けなしてばかりだとあれだけど、
新曲はけっこういいね。



love the world/Perfume

それにしても運営局はなにを考えてDANCE STAGEでPerfumeをやらせたんだろう。
客の知名度で言ってもCOLDPLAYよりあるかもしれない位なんだから
昼前のMARINE STAGEでもよかったのでは。



気を取り直すべくビールを呑んで、散歩がてら会場探索して
VERVEのTシャツを購入。XLが良かったんだけどLまでしかないからL。

友達お勧めのYELLEをチラ見。

まぁ4つ打ちの洒落た感じなんだけど女の子の煽り方がうまくていい感じ。


後半からみ始めたから2,3曲で終わってしまう。


食事とビールを取り、メッセ内の横になれるところで昼寝。


1時間ほど寝たら話し声が気になり起きる。
寝る前は空いていたのに、すごい混んでて
オレの足のすぐ下に知らないやつの頭、すぐ横には女の子、上にはカップル。

寝るに寝れなくなり、ビジョンを見るとZEBRAHEADがやってて大盛り上がり。
ダイブ、モッシュにおぉ!フェスだ!!って感動するも、気まずいので移動。


お好み焼きとビールで時間を潰す。
お好み焼きはイマイチ。ビールは缶500円、生600円。
500円と600円ならけち臭いことは言わずに生を通すことに一杯目で決めた。

200円と300円の違いなら缶にするけどね。
ちなみに行きの電車は発泡酒。

口の中でうんこになるくらいゆっくり食事をとり、
マキシマム ザ ホルモンをチラ見。

盛り上がり方にあがる。
後方のお立ち台を若い女の子たちが占拠してて後ろまで大盛り上がり。

はっきり言って、マキシマム好きなやつとは会話になりそうもないな。
何がいいのか全くわかんない。オレももう年寄りなのか。


PANIC AT DISCOの途中からMARINE STAGEへ。
ファンキーなグループ名から想像していたのとは違い、
意外とゆったり目。

アリーナ後方で横になりながら聞いていたのだが、
VERVEの時間が近づき前方へ。

ぐるっと見回すと結構人が少ない。

サマソニのアリーナに下りたことは初めてだったんだけど、
昔スタンドで見たときはもっと人がいたような気がする。


やはり、VERVEもPRODIGYも過去のバンドだからだろうか。
どっちもオレが高1の時に出した97年のアルバムが代表作だもんな。

わが青春よ、

と青春なんて縁がなかったのにふけっていると
今年一番楽しみにしていたライブアクトVERVEが始まる。



ネットで拾ってきたSET LISTによるとこんな感じ。

01 This Is Music
02 Sonnet
03 Space And Time
04 Sit & Wonder
05 Life's An Ocean
06 Rolling People
07 The Drugs Don't Work
08 Lucky Man
09 Bitter Sweet Symphony
10 Love Is Noise

アンコールはなし。

クソ暑い中、黒いシングルの革ジャンをきてリチャードが現れる。
かっこいい!!
感情があふれているかのように胸元にマイクを当て叫ぶ!!

その後もドラムにあわせて叩くしぐさをしたり
タバコを曲中、曲間にすったり無邪気なステージング。

The Drugs Don't Workを演奏の途中で一回止める等、
ライブならではのハプニングもあったが素晴らし過ぎるライブだった。
他にやって欲しい曲も多々あったがフェスでそんなことをいってもキリがない。

Lucky manからBitter ~と理想の流れ。

個人的にはLucky manが大好きなので
あの切ない歌いだしのメロディーに涙しそうになる。




Lucky man(UK ver,)/The Verve




Bittersweet Symphony/The Verve


まわりの客もみんなVERVEを見に来たような客ばかりで
サマソニの客層とは少し異なってるようなきがした。

後ろにマキシマムが終わり男のところに彼女と思われる大学生くらいのナオンが来て、
「全部こんな風にまったり系?寝ちゃいそう」
とほざいてたが静かに寝てくれる分には結構なので、
オレが寝かせてやろうかと思った。永遠に。

ラストの曲ははっきりってBitter~の余韻で覚えてないがあっという間だった。


VERVEって恐らくHIPHOP好きだよね。
曲のBPMも近いしドラムとかから勝手に思ってた。
そしたらなんかの曲のアウトロでジャムりながら
Rapper's Delightのベースラインを演奏してた。
ネタのGood Timesかもしれないけど、いずれにせよ。




Rapper's Delight/Sugarhill Gang


当日までSEX PISTOLSとPRODIGYどっちにするか悩んでいたのだが、
思い入れも予備知識もなく見ても楽しめないのではと思い
PRODIGYをそのままMARINEで見ることに。

ただPISTOLSも相当気になってた。
一応レンタルでベスト版を借りたりしてたし。
再結成ツアーの際の
「我々には共通の目的ができた、それは金だ!」
というバツグンのコメントとかもあって。
多分もう一生みないだろうな。それはそれでいいけど。


PRODIGYのライブは前回の来日時が特別よくなかったり、
もう5回くらい見てることもあり、よくなかったらとっとと帰ろうと思ってた。
帰り混むのも嫌だし。


でも、そんな心配を吹き飛ばすほどの超絶ステージ!!
人生あんなに踊ったことは初めてだ。

SET LISTはわかんないけど、もう聞きたい曲は全部やった!
曲のつなぎもバツグンでアンコール(確か)でPOISONがかかった時とか、
そうだまだこれもあるのかとガン上がり。
やっぱりSKULL SNAPSのDRUMはいい!


Poison/The Prodigy


生ドラムと打ち込みの分担がいつ見てもわからないけど、
効果的にかぶせてたりとかそんなかんじなのかな。

最後はたしかSMACK MY BITCH UPで、
残響音をかき消すように花火が上がった。



帰りの電車は予想どうり超満員。
しかし、それを許せるほどPRODIGYがよかった。

期待していなかった分もあるが、
新曲と思われる曲のビートは尖りまくってたし新作期待!
どうせ今年中には出ないんだろうな…。


何度見てもビートを出すときのリアムの姿はかっこいいな~。