週刊プロレスの記者で
馬場の養子にとの噂まであった
市瀬記者による著書。
全日担当記者による
新日の本は少し意外だが
時代と照らし合わせた視聴率の記述等
資料的な角度からは読み応えのある一冊だった。
今の時代にケーフェイ(取り決め)に
触れないのは時代遅れな感はしたが
番組制作に主体を置いているため
さほど気にならない。
山本小鉄との対談は
語りたいことを伏せるような
こそばい感じはなく、さすがの一言。
たまたま題材になった過去の人気番組が
ワールドプロレスリングであっただけで
プロレス本と思って読むと物足りないかも。
プロレスがらみになってしまうと
長くなってしまうのに誰も読まないので
ここらで失礼。