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2010年4月20日火曜日

4.17 ナッシュビル

日本時間で18日、
STRIKE FORCEにて青木VSメレンデスのタイトルマッチが行われた。

10時からWEB中継だというのに
オレは興奮し過ぎてKAMIPROの青木インタビューを
明るくなるまで読み漁っていた。

KAMIPROはラディカルになってからは
リアルタイムで全部買っているけど
ここまで乗れる選手は初めて。

2006年、初のKAMIPROインタビューではっきりと
折ることに対して抵抗はない、と語る青木を発見し
安心して布団に滑り込んだのは6時を回ってた。

10時5分前に目覚ましがなり、
飛び起きネットをつなぐ。

彼女に電話して、
手に入れたばかりのCD貸してやるから良く見ておけと指示。

立ち技しか興味がない人間だって
青木の寝技をみたら夢中になるはず!!

ムサシVSモーの試合が終わり、
いよいよ青木の試合が始まる。

冷蔵庫から発泡酒を取り出し待機。
バカサバイバーがかかり、青木が現れる。
あぁ、まぎれもなくオレのアイドルだ。

その次に現れたモジャモジャ頭はただの噛ませ犬だ。

ゴングがなり慌てて正座をする。

ファーストコンタクト、
互いに様子を探りあい緊張感が支配する。

1R残り1分を切ったあたりでメレンデスが動く
それまでの牽制とは少し異なり
試合の流れを握ったように見えた。

2Rはメレンデスの腰をひいてジャブを打ちテイクダウンさせず、
下から掴まれたら金網まで押すという作戦が見事にはまる。

2R中盤まで見て判定決着になりそうな予感を激しく感じる。

結局寝技に誘いたいけど誘えない青木、
寝技には付き合わないメレンデスという
全くかみ合うことなく試合が終了。

青木完敗というか、完封。
いけそうな瞬間とかがなかった。

5分×5R+インターバル。
オレの足がとんでもないことになった。
判定になるなと思ってたけれど
足崩してKOされたら嫌だなと思って…。

結果も内容も残念だったけれども思い入れ満点で見たので
オレとしては一連のドラマも含め
ここまで盛り上がったのは近年記憶になかった。

でも、試合だけ見たら塩試合といわれても仕方がない内容だった。
擁護はいくらでも出来るけど
素人目から見ても衝撃の内容を提示する必要があったとは思う。

アメリカ地上はゴールデンタイムということもあるし、
内容も伴うと信じていたからこそ、
ここまでみんな熱くなれたのだと思う。

放心状態だったけれども
彼女と新宿で会う約束をしたので出かける。

気分がどんよりとしていたので
意識してなかったのだけれど
思わず厚着で出かけてしまう。

なんで青木が負けたっていうのに晴れてやがんだ畜生。

東上線の中でぬるくなった祝杯用の発泡酒を開け、
異国の地でプレッシャーから開放されたというのに
重い十字架を背負った青木を思ったら涙が出てきた。


まだこの物語は半ばだ、きっとハッピーエンドが待ってる。