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2016年4月27日水曜日

Dont Look Back

1967年に公開された「Dont Look Back」がBOB DYLANの来日に合わせて
フィルムで再上映されるというのでなん年ぶりかに映画館に行ってきた。

ほとんど予備知識なくて、ポスターになってる
世界で初めてのPVがかっこいいから、
その裏話とかでも聞けるのかなと期待して。

結論からいうと、PVの話は全くなくて
スタートで流れるのみ。

それで1年くらいの短いドキュメントだから
特に山場という山場はなく、記者との小競り合いや
酒だかなんだかで酔っ払ったトラブルで緊張感を出すくらい。
たんたんと進む。

でも、やりとりの言葉がかっこいい。
ファンになんであの曲は楽器が多いのかと聞かれると
「仲間に金を回すのは大事だ」と応え
酒のトラブルで誰かがいきすぎた真似をすれば
「誰がやったんだ?ケツを拭くのはこりごり
仲間の面倒を見るので精一杯だ」という。

まぁ最高にROCKなんだろうけど、
俺なんかは最高にHIPHOPだなと感動してしまった。
たしか字幕では「仲間の面倒」とかネガティブな表現だったけど
おそらく「ツアーを仲間で乗り越えるので精一杯でトラブルは増やすな」
というような感じに思えた。
仲間のいる前で足手まといのような表現をするとは考えづらい。

記者とのやりとりが取り上げられることが多いみたいだけど、
なんか揚げ足取りというか、比率だとどっちの方が悪いかっていう話は置いておくと
どっちもどっちでなんかおおらかじゃないんだよな。
つまらない質問に腹をたてるのはわかるけど、
相手に嫌な気持ちさせなくてもいいじゃんって。
俺が大人になってしまったのかもな。


あとの見どころは単純に詩がめちゃくちゃいい。
「時代は変わる」とか何事かと思う。
歌詞カードを眺めてもつまらないんだけど
あの映画のフォントも合わさって最高にぐっとくる。
映画ではでてこないけど「風に吹かれて」の普遍性もどうかしてる。

ギター一本持ってステージに一人で演奏する様も絵になりすぎてる。

ギターを弾きながら時事ネタを挟んでフリースタイルみたいだし
カウンターカルチャーってこういうのだなと影響受けまくった。

なんの曲かわからないけど明るくも暗くもないメロディーを
ピアノで弾きながら立ったまんま歌う様とか
「ピアノ教室 板橋」で検索してしまったよ、恥ずかしながら。

そんなこんなで映画としてはどうなのかはわからないけど
俺は影響受けまくってしまって、本も何冊か読んでる最中。

オススメの本はでかい写真集だけど
「ボブ・ディラン写真集 時代が変る瞬間(通常版) (P-Vine BOOks)」
がいい。映画の撮影の翌年1966年の写真が主に使われてるらしい。

有名な写真もたくさん載ってるし手元に置いておく価値はある。
写真もいいけど、写真家による文章がまたよくて
自信に満ち溢れてるけど誠実な感じが伝わって来る。

菅野ヘッケルっていう訳者がやり手くさいんだよな。

2016年4月5日火曜日

Hi-ROOM'S A CALLER #036 / 三面ゴシップ

今年の頭だっけか、2月だったか
DJ 49の家にしこたま酒を持って行って
slowcurvと二木とミックス録音した
コレ


公開してから少し経つんですが
二木にやらせて「まだ全然時間経ってない」
とか適当に言って長時間やらせて
その間ずっと呑み続けて酔っ払ってしまったりで迷惑かけた。
少し反省。

んで、水を差すようで言わなかったんですが
全体で80分あるうち、俺は10分しかやってないんだよね。

かけたのは

ゆれる
ヒットナンバー RMX
時の鐘
Chums (Family Tree AKA All Natural Featuring Spotlite & Mr. Greenweedz)
Hymn For The Weekend

の5曲でした!

聞いてくれた人、49氏ありがとう!